日本最大の国難とは

「今日、ひま?」「うん、肥満~」・・・体感温度高めです。。。

さて、コロナ禍の緊急事態宣言も解除されて蔓延防止措置に移行しました。早く通常の暮らしに戻りたいものです。そんな中で少しだけ下記のような意見を書いてみました。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大が日本を襲ってかれこれ1年半が経とうとしています。その間、コロナウイルスの蔓延は終息に向かっては息をふき返すことを繰り返し、気が付けば、第四波が押し寄せる事態となってしまっています。

 そうこうするうちに、念願だった対コロナワクチンの接種も漸く日本各地で行われるに至り、今度こそコロナ騒動の終息を見通せるようになってきたと思われます。

 さて、日本が直面している最大の国難は新型コロナウイルス感染症の感染拡大でもなければ北朝鮮との関係でもありません。それよりも深刻なのが人口減少問題です。人口減少に関する2つの数値を提示します。

 1つは2020年発表の国勢調査で日本の総人口は約1億2713万8033人と発表されました。5年前の前回調査に比べると約91万9319人が減少したわけです。

 もう1つは、翌2016年の年間出生数が初めて100万人の大台を割り込で以来、減少傾向は続き、2020年には87万2683人にとどまったことです。国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日本の将来推計人口」(2017年)によれば、日本の総人口が、40年後には9000万人を下回り、100年も経たないうちに5000万人ほどに減少するという。

 このような推計について、産経新聞社論説委員、大正大学客員教授(人口政策、社会保障政策)の河合雅司氏は著書『未来の年表』において、「こんなに急激に人口が減るのは世界史において類例がない。我々は、長い歴史にあって極めて特異な時代を生きているのである」と述べています。

 さらに西暦2900年の日本の総人口はわずか6000人、西暦3000年にはなんと2000人まで減ると危惧しています。 河合氏は「ここまで極端に減る前に、日本は国家として成り立たなくなることだろうと言います。それどころか、日本人自体が『絶滅危惧種』として登録される存在になってしまいかねないのだ。要するに、国家が滅びるには、銃弾一発すら不要なのである」と述べています。

 現代日本には「非婚化・晩婚化」という「少子化」よりも手前の問題が潜んでいます。

 国が国難に対応できないのは困りますが、じつはこの問題、婚礼事業者が最も対応可能な業界ではないでしょうか。婚活事業は今後の婚礼業界の大きなテーマのひとつでと思われます。

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