生物科学学会連合のアンケートに対する回答(参議院浜田聡議員のお手伝い)

さて、生物科学学会連合のアンケートに下記のように回答しました。

1、貴政党では、今回の参議院選挙に向けて、科学技術政策に関する公約をお持ちでしょうか?もしお持ちでしたらその内容をお教えてください。

ございません。

2、我が国の科学技術に関する研究力(主に論文数を指標として)は、最近の十数年間で非常に低下していることはご存知のことと思います。この問題について貴政党のお考えをお聞かせください。また関係する政策をお持ちでしたらお教えください。

科学技術やイノベーションは,本質的に予測が困難なものです。従って,研究予算の配分方法としては,現在の「過度な選択と集中」を見直し,幅広い分野の基礎研究に資金を投入して長期的に研究の芽をはぐくめる「科研費」の拡充が最も良いと思います。

3、我が国の博士号取得者の割合は、他の先進国に比べて少ない傾向にあります。このことが我が国の科学技術力の低下の原因の1つと考えられています。この博士号取得者が少ない問題について、貴政党のご意見をお聞かせください。また関係する政策をお持ちでしたらお教えください。

博士号を取得するには大学院の修士課程と博士課程を修めなければならず4年程度の期間が必要となります。博士課程取得後に就職する場合は一般学生から4年経過後に就職することとなり、日本では採用する企業側が積極的ではないという現実もあります。また、大学院に通う為の学費や生活費が必要となります。米国では学費が免除されるケースが多く、企業も博士号取得者の採用に積極的です。日本においても米国の状況に倣い改善に取り組む必要性を感じます。

4、その他、貴政党から学術界あるいは当学会連合にご意見等がありましたらお書きください。

貴団体の活動に敬意を表します。

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