T.LEAGUEの開幕戦に行ってみた
ピンポン暇なし・・・の僕(;^_^A
T.LEAGUEとは卓球の国内リーグのことでTはテーブルテニスの頭文字である。7月27日、代々木競技場第二体育館で今シーズンの女子の開幕戦に招かれたので行ってみた。代々木競技場第一体育館はバレーボールの聖地、第二体育館はバスケットボールの聖地と言われている。卓球の聖地は、広くは北京工人体育館、近くは東京体育館。しかし、T.LEAGUEの開幕戦はバスケットボールの聖地代々木競技場第二体育館で行われたのにはわけがある。2020年の東京オリンピックでは卓球種目の会場として代々木競技場第二体育館が使用された。それ以降、卓球のイベントが代々木競技場第二体育館で繰り返し行われるようになり今では卓球の聖地にもなりつつある。
開幕戦が行われたのは日本生命対日本ペイント。試合に先立ち会場を盛り上げたのはアイドルユニットの「高嶺のなでしこ」(たかねこ)。秋元康氏が企画したオーディション番組「ラストアイドル」から誕生した10人組。卓球台を挟んで右と左で1曲ずつを披露したが私には同じ曲に聞こえてしまう。多くの観客が手拍子の代わりに応援用に会場入り口で渡されたハリセンを使うので手拍子だけは大音量。手拍子が鳴りやまぬ中、たかねこは退散。続いて選手入場。両サイドからスモークが上がるゲートから選手が入場する。まるでプロレスラーの入場のようだと思っていたら本当にプロレスラーが登場してきた。「エスコートレスラーはハヤブサ選手っ!」会場にアナウンスされる。卓球選手とプロレスラーが二人一組になって次々とアナウンスされてスモークの中を登場する。最後の選手はプロレスラーが足りなかったのだろう、レフェリーと登場すると言うオチがついた。
ペアの試合が1試合、シングル戦が3試合行われ、結果は日本生命が3対1で勝利した。日本生命の看板選手である世界ランク9位の早田ひな選手や日本ペイントの世界ランク8位の大藤沙月選手は国際大会出場の為に欠場していた。そのせいか、日本ペイントは第二試合に中学一年生の村松心菜選手、第一試合と第四試合に高校三年生の青木咲智選手が出場。大人に立ち向かう子供よ、がんばれ、という空気が会場に充満していた。
試合後の勝利チームへのインタビュー。日本生命の村上恭和監督「昨日の男子の開幕戦の入場者は1600人、今日は2300人ということで男子に勝てて良かったなと・・・」、試合ではなく入場者数の勝利に浸っておられたのだった。
(坂本 雅彦)
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